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スズメ:謎の大量死 北海道・旭川で600羽

スズメが好きなんだけど、最近全然見ないなーって思ってた。
東京って前から居なかったかなぁ?など考えつつ、今朝ちょうど私の頭の上を2羽飛んでった。
スズメと確定できたわけじゃないけど、ツバメには早いし、たぶんスズメ。
そんな今日、怖い記事をみつけた。体が小さいし、何かあった場合に影響を受けやすいと
思うのだけど、早く原因特定されるといいな。

エサにサルモネラ菌ってのも怖い。最近ドッグフードでも原料にカビ毒素が含まれていた
ことで自主回収してたことがあった。かわいそうなのは与えたご飯を食べないと無理に
食べさせて死んでしまった犬もいるってこと。そして安心しきってそのフードをあげていた
飼い主さんがどれだけ悲しんだかと思うと・・・ああ怖い。
リコール記事)


 ◇鳥インフルじゃない、餓死でもない、深まる???

 北海道旭川市内の住宅街で昨年末から少なくとも約600羽のスズメの死がいが見つかり、北海道が調査に乗り出した。札幌市でもスズメの姿が見られないとの報告がある。道上川家畜保健衛生所の調査では、鳥インフルエンザウイルスは検出されておらず、研究者も首をかしげている。

 上川支庁によると、旭川市の末広地区で今年1月、民家の巣箱6個にスズメの死がいが折り重なるように入っていた。金属製18リットル缶1杯分で、百数十羽。このような例が市内各地で相次いでいる。

 同支庁から調査を依頼された酪農学園大の浅川満彦助教授(寄生虫学・野生動物保護学)は「外傷がなく、内臓からの出血も見られない。寄生虫や毒物とは考えにくく、餓死でもない。凍死したか、肉眼では分からない微生物が関係している可能性がある」と更に詳しく調べている。

 日本野鳥の会札幌支部にも「スズメの姿を見ない」との声が舞い込む。事務局の住友順子さんは「多い日は1日に3件ほど問い合わせが来る。ここ20年で初めて」と驚く。

 スズメの異変は過去にもあった。東京・三宅島では00年の噴火の際、全島避難とともにスズメの姿も消え、住民の帰島とともに復活。ロンドンでは01年の調査で、市販のエサにサルモネラ菌が入っていることが分かり、その後激減した。

 スズメの生態に詳しい日本鳥学会会員の佐野昌男さん(66)は「複数の要因があり、原因特定は難しい」と指摘する。【鈴木勝一】

毎日新聞 2006年4月12日 東京朝刊


元記事

by teamHysteric | 2006-04-12 16:40 |